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2024年の「神奈川県入込観光客数」が過去最高!足柄の宿泊のみ減少

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2024年の「神奈川県入込観光客数」が過去最高!足柄の宿泊のみ減少
開成町あじさいまつり会場のあじさい池

神奈川県は8月22日、2024年の県入込観光客数が過去最高の2億806万人(前年比1694万人増)だったと発表した。

調査は、観光庁が定める「観光入込客統計に関する共通基準」に基づき、市町村が実施し、県が各市町村の客数を集計した。

県が県観光振興計画で設定している7つのエリア【①横浜・川崎②箱根(小田原、箱根、真鶴、湯河原)③湘南(平塚、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎、寒川、大磯、二宮)④丹沢大山(秦野、厚木、伊勢原、愛川、清川)⑤相模湖・相模川流域(相模原、大和、海老名、座間、綾瀬)⑥三浦半島(横須賀、逗子、三浦、葉山)⑦足柄(南足柄、中井、大井、松田、山北、開成)】ごとに延べ観光客数を見ると、伸び率が最も高かったのは横浜・川崎エリアで12・6%増、入込観光客数は7886万9千人だった。他に2桁以上の伸び率だったのは湘南エリアで10・5%増、同5035万8千人だった。

一方、足柄エリアは1・0%増で同411万9千人。また、箱根エリアは3・1%増で同3376万8千人だった。集計では日帰り、宿泊の数字も出しているが、7エリアの中では唯一、足柄エリアの「宿泊」項目が前年度比マイナスとなり、4・8%減の11万1千人だった。

県資料に基づく観光エリア別の主な増加要因等は次の通り。

▼横浜市/各種大規模イベント▼川崎市/「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」▼小田原市/「小田原城址公園」▼箱根町/「大涌谷・芦ノ湖」▼湯河原町/「奥湯河原」▼平塚市/「平塚市総合公園」▼鎌倉市/「鶴岡八幡宮」▼藤沢市/「湘南海岸・江の島」▼秦野市/「ヤビツ峠」▼厚木市/「飯山」▼愛川町/「県立あいかわ公園▼大和市/「大和市民まつり」▼海老名市/「おだきゅう Family Fun フェスタ」▼綾瀬市/「日米親善春祭り」▼横須賀市/「ヴェルニー公園」▼南足柄市/「春木径・幸せ道桜まつり」▼山北町/「やまきた桜まつり」▼開成町/「開成町あじさいまつり」

住所

神奈川県横浜市

公開日:2025-09-04

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