秦野最大のイベント「秦野たばこ祭」が9月27日(土)・28日(日)、本町小学校(文京町1−5)をメイン会場に行われます。秦野市は8月29日の定例会見で概要を発表し、「火」をテーマとしたイベントを軸に、今年は市制施行70周年を祝う事業として実施。フィナーレでは2000発を超える花火が打ち上げられます。
まつり1日目は、はだのふるさと大使・加藤優さんとはだのブランドアンバサダー・立石純子さんも参加する華やかなオープニングパレードで幕開け。メインイベントの一つであるジャンボ火起こし綱引きコンテストでは、秦野市制施行70周年を機に芯棒を秦野産木材にリニューアル。加藤さん率いる女子野球チームをはじめ13団体が参加し、巨大な火起こし器を左右から綱で引き、点火までの時間を競います。
また、御輿パレードではふるさと大使のLUNA SEA・真矢さんが山車に乗り、太鼓などで盛り上げるほか、1日目のトリを飾る火鳥風月ではスカイランタン150基を空に浮かべます。
2日目は恒例のたばこ音頭パレード、ふるさと大使であり秦野たばこ祭エグゼクティブアドバイザーの吉田栄作さんによるステージ、らんたん巡行、弘法の火祭などを実施。まつりの最後を飾る打上花火では、2000発を超える大輪が夜空を彩ります。
そのほか、2日間を通じてOMOTANコイン街巡りスタンプラリーも初開催。電子地域通貨OMOTANコインのアプリから、まつり会場内に設置されている5カ所のポイントを巡ってスタンプを獲得すると、抽選でOMOTANコインポイントが進呈されます。
たばこ祭は、秦野の産業発展に大きく寄与した葉タバコ耕作者の慰労会として1948年に始まりました。タバコ栽培が幕を閉じた後も、まちの発展を担ってきた耕作の歴史を受け継ぐイベントとして、名称を変えることなく続けられています。