高津・大山街道探究講座
溝口にある「川崎市大山街道ふるさと館」(服部隆博館長/【電話】044・813・4705)で、大山街道や高津地域の歴史・文化を深く学べる「高津・大山街道探究講座」が10月から12月にかけて開催される。
第1回「古墳時代の二子・溝口―多摩川流域の古墳群―」
第1回は「古墳時代の二子・溝口―多摩川流域の古墳群―」をテーマに10月11日(土)に行われる。当日は、川崎市教育委員会事務局文化財課で学芸員として働く新井悟氏を講師に招き、多摩川下流域に出現した古墳群を概観。近年の発掘調査の成果も交えながら、二子・溝口地域の古墳時代について解説する。
第2回「大山街道と古仏―武蔵・相模の仏像―」
続く第2回は11月8日(土)に実施。「大山街道と古仏―武蔵・相模の仏像―」がテーマで、横浜市歴史博物館学芸員の花澤明優美氏が登壇し、大山街道の江戸時代の様子や、二子・溝口宿をはじめ、県内の大山街道沿いの寺社に伝わる仏像を紹介していく。
第3回「昭和初期の高津町―今から100年前の町づくり―」
最終回は12月14日(日)に開催。「昭和初期の高津町―今から100年前の町づくり―」をテーマに九州大学教授の松本洋幸氏が講師を務める。当日は、明治・大正時代に高津村と呼ばれた現在の溝の口付近が地方都市へと発展していく経緯や、町作りに尽力した人びとの姿をたどる。
各回先着45人まで
全日程ともに開催時間は午前10時から正午。各回ごとに参加費は700円(先着45人定員)。
参加申込みや講座内容の確認などは、電話、または大山街道ふるさと館のホームページへ。