ピクたまフェスin生田緑地
ピクニックをテーマにした参加型イベント「ピクたまフェスin生田緑地」(多摩区主催)が10月12日(日)、生田緑地中央広場付近(多摩区枡形)を会場に開かれる。ワークショップやパフォーマンス、一般応募による「マイピクニック・コンテスト」など多くの企画が予定される。多摩区が進める「ピクニックタウン多摩区」の取り組みの一つで、初開催となる。
「ピクニックタウン多摩区」の取り組みの一つ
多摩区では住み良い、にぎわいと魅力あるまちづくり「タウンプロモーション推進事業」の一環として、生田緑地や多摩川、農地など豊かな自然環境を活用してピクニックを楽しむ「ピクニックタウン多摩区」の取り組みを2013年度にスタート。さまざまなイベント開催、広報紙やSNS、各種メディアによる情報発信などを通じて、取り組みを進めている。20年度から24年度までは、区ゆかりの鎌倉武将「稲毛三郎重成」を題材にしたまち歩きイベント「SHIGENARI」を実施。今回の「ピクたま」は、その後継イベントと位置づけ、初めての開催となる。
コンテストも
イベントは、生田緑地中央広場をワークショップ、パフォーマンス、グランピング、コンテストと区分けし、各エリアで企画を展開する。
ワークショップエリア
ワークショップのエリアでは、丸太切りやタイルを使った小物づくり、サンドアートの体験、野菜販売など、地域を中心に活動するアーティストや事業者による11のブースが設けられ、大人も子どもも楽しめるプログラムを揃える。
パフォーマンスエリア
パフォーマンスエリアには、生田緑地や二子玉川公園などでシャボン玉を飛ばしている「シャボン玉オヤジ」、アコーディオン奏者のいしぬきひなこさん、ヨガインストラクターの楠部静代さんが登場。地域にゆかりのある3人が、時間帯を分けてそれぞれパフォーマンスを見せる。
グランピングエリア
グランピングエリアには、協賛するアウトドアメーカーのキャンプ用品が設置され、チェアやテーブルなどの利用を体験することができる。
東口ビジターセンター側エリア
東口ビジターセンター側のエリアでは「マイピクニック・コンテスト」が実施される。「あなたらしい自由なピクニック」をテーマに、事前に募集した9ブースが「マイピクニック」を披露。5人の審査員による審査に加えて一般来場者の票も反映され、入賞者には賞品が贈られる。区の担当者は「想像していた以上に個性豊かなピクニックが寄せられた。来場者とコンテスト参加者との交流が生まれるような場になれば」と期待する。
「森のマルシェ」同時開催
加えて、12日は生田緑地が主催する食のイベント「森のマルシェ」(午前10時から午後3時)も同時に開かれる。
ピクたまフェスは午前10時から午後4時。入場は無料だが、一部ワークショップや物販は有料。雨天の場合は翌13日(祝)に延期される。
詳細・問い合わせは多摩区地域振興課【電話】044・935・3132。