横須賀市と京浜急行電鉄、AirX、ユニマットプレシャスの民間事業者が連携してヘリコプターを活用した新たな観光事業に乗り出す=写真はイメージ。9月22日に4者の代表が同市役所で記者会見を開いて、発表した。
風光明媚で知られる三浦半島の景観を空から眺める新コンテンツを用意して、インバウンドや富裕層を呼び込む。空の旅客サービスを展開しているAirXが、実際の運行を担当する。
10月25日㈯・26日㈰に行われる遊覧飛行には、「千代ヶ崎砲台跡地・観音埼灯台」(10分/4万4千円)「三浦半島・城ヶ島」(15分/6万6千円)「鎌倉海岸線・江ノ島」(30分/13万2千円)の周遊コースがあり、浦賀でユニマットプレシャスが運営しているヨットハーバー隣接の敷地内にあるヘリポートが発着所となる(料金は一機当たり)。最大搭乗人数は3人。1日あたり20フライト程度となる。
9月26日㈮午後2時からAirXの予約サイト(https://airx.co.jp/)で販売を開始する。これ以降は年4回の定期開催を予定。遊覧飛行だけでなく、首都圏からヘリコプターによる移動を含む体験型観光の開発や宿泊施設と連携したプランの造成も急ぐ。観光交通だけでなく、将来的な移動の手段としての可能性も追及する。