横浜・八景島シーパラダイスでは9月28日(日)まで、「シーパラ SDGs WEEK」を開催している。生きものの魅力や海の豊かさをより身近に感じてもらおうと今年で5回目。今年は種の保存への取り組みを紹介する「SDGs シアター〜シーパラのこどもたち〜」などのイベントを行っている(通年開催・料金別途)。
自然の海の水族館「うみファーム」では、スタッフが東京湾の環境問題について説明する「オーシャンツアー」を28日まで実施している。23日に開催されたツアーには約10人が参加。東京湾のミニチュア「オーシャンラボ」をスタッフとまわりながら、「海のゆりかご」といわれるアマモの水槽ではギマやコロダイの稚魚やフレリトゲアメフラシを紹介。東京湾の海底をイメージした水槽では、捨てられ、貝殻が付着した酒のビンを見せたり、濁った水槽を前に「ごみを減らさないと、海藻が育たない環境になり、小さな生き物が住めなくなる。海に浮いているごみを早めに回収したり、ごみを分別するだけでも違うので、皆で良い環境を作っていきましょう」と呼び掛けた。
また、シーパラならではの生きものについて学べる学習体験プログラム(料金別途)や、身近な生きものの生態や生息環境などを飼育員が解説する「身近な海のレクチャータイム」なども通年で行っている。
詳しくは下記ホームページで確認を。