三浦市を代表するご当地グルメといえば、誰もが認める「三崎マグロ」。その背景には、全国有数の水揚げ量を誇る三崎港の歴史と長年にわたる情報発信の努力がある。
では、もう一歩踏み込んで、なぜ三崎にマグロが水揚げされるようになったのか? その歴史的経緯や担ってきた役割を深掘りし、観光資源としてのマグロをさらに磨き上げるプロジェクトを三浦市観光協会が始動させる。マグロの消費量が一気に広がった江戸時代を振り出しとする「マグロの街」のルーツを解き明かし、これまでとは違った角度で新たな観光ツアーなどのコンテンツを造成していく。
実現に向けて同協会では、来訪者をおもてなししながら〝三浦ファン〟を増やすナビゲーターの養成講座を開講する。三浦・三崎の各地にある江戸時代の痕跡をたどりながら、三崎のマグロが名物となっていった変遷などを学んでツアーの盛り上げ役を務めてもらう。
講座で得た知識を活用して「プロガイド」として活躍する道も用意している。三浦市民以外の参加も可能だ。
講座は11月23日(日)を皮切りに来年1月17日(土)まで全5回(11月23日・29日(土)、12月6日(土)・21日(日)、1月17日/時間は各日で異なる)。(一社)広域観光ガイドサービスとみうらガイド協会のスタッフが講師を務める。場所は三浦市民交流センター「ニナイテ」(初声町下宮田5の16/ベイシア三浦店2階)、三崎下町ほか。座学とフィールドワークがある。参加無料。モニターツアーのみ参加費1千円。定員15人。
申し込み・問い合わせは三浦市交流センター ニナイテ【電話】046・845・9919。












