葉山町の総鎮守・森戸大明神(堀内)で、一年の罪穢れを祓い清める伝統神事「年越の大祓」が執り行われる。12月31日㈬午後3時から。 同神社は「私たちは日常生活の中で、知らぬ間に人を傷つけたり、罪を犯したり、穢れに触れたりしています。6月と12月の年2回実施される大祓は、これら諸々の罪や穢れを祓い清め、清々しい気持ちで新たに日々を迎えるために祈る重要な行事です」と説明する。
この神事では「人形(ひとがた)」を用いる。人形に氏名・生年月日を記入し、自身の身体を撫でて息を三度吹きかけ、罪や穢れを移す。この人形を身代わりとして海に流し、厄を祓い清めるという、古来より受け継がれる日本の伝統である。
例年200人を超える参列者があるが、今年は感染症拡大防止のため、参列方法に制限が設けられる。当日が晴天で庭上(外)での執行の場合は一般参列が可能だが、荒天で本殿内執行となる場合は参列人数が最大50人程度に制限される。
人形は既に頒布を開始しており、初穂料は500円。
問い合わせ 同神社☎046・875・2681











