神奈川県大井町の憩いの場として約30年親しまれてきた「せせらぎの郷花菖蒲園」が2026年6月30日(火)で閉園する。町によれば、5月にホームページで発表後、町内外から閉園を惜しむ声が多く寄せられているという。
同園は足柄紫水大橋と酒匂川縦貫道路合流地点近くの水辺にある。例年5月下旬から6月中旬には紫や白など約2千株のハナショウブが見頃を迎え、町内外から人が訪れる「花のスポット」として親しまれていた。
1993年に高齢者の生きがいづくり推進事業の一環として開園。当初は地域の高齢者を中心に育てられてきたが、近年は町から委託を受けた大井町シルバー人材センターのスタッフらが、除草や株分け、葉切りといった管理・運営を担ってきた。
入園・駐車場無料で誰もが気軽に足を運べる一方で、維持管理にかかるコストは重しとなっていたことから、大井町は2026年6月末での閉園を決めた。閉園後、町は地域への感謝を込めて花菖蒲の株をイベントなどで配布する予定だという。












