原発や化石燃料だけに依存するのではなく、自然エネルギーの活用を訴えるドキュメンタリー映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』の上映会が、9月15日(土)に秦野市文化会館小ホールで開かれます。上映開始時間は午後1時30分(開場午後0時45分)。上映時間は100分。主催は「日本と再生」秦野上映実行委員会。秦野市、秦野市教育委員会が後援。
世界の自然エネルギー事情をレポート
映画は全国で原発差し止め訴訟を繰り広げてきた河合弘之弁護士が、自らメガホンをとり「日本と原発」「日本と原発 4年後」に続く3作目の作品となっています。河合弁護士と反骨の環境学者、飯田哲也さんが世界を駆け巡り、大きな潮流となっている自然エネルギーの実情をレポート。脱原発に舵を切ったドイツ、米国防総省が進める自然エネルギー計画や原発推進国と思われていた中国の絶対的自然エネルギー隆盛など、すでにクリーンで安価なエネルギーで世界が動いていることが活写されています。
原発必要論を一つ一つ論破
日本では「自然エネルギーは天気まかせで不安定」「自然エネルギーは高くつく」など、原発の必要性を訴える論がよく聞かれます。映画ではそれを実証的に論破。よく言われる「原発を無くしたあとのエネルギーはどうする?」の答えが「自然エネルギーと省エネ」であることが描写されています。
豊かな日本の未来のために
自然エネルギーへの転換は「人類史第四の革命」とも言われています。太陽、風、地熱、バイオマスなど、実は日本は資源大国。日本各地で様々な挑戦が始まっていたり、希望の芽が吹きだしつつあります。映画はそんな自然エネルギーで地域も経済も再生させる作戦の開始を告げています。
河合弁護士の最高傑作とも評された「日本と再生」。音楽は新垣隆さんが担当。坂本隆一さんがエンディングテーマを手掛けています。
上映後には河合監督のトークショーを開催。河合監督への質問もできます。