3万本のひまわり

　港南区の夏の名所となっている上大岡駅東口の「大賀の郷・ひまわり畑」（上大岡東１の34）がきょう22日、２年ぶりの一般開放を迎える。駅周辺の商店会が中心となって手がけているもので、３万本のひまわりを咲かせ、例年多くの人が写真撮影などに訪れている。入場無料で、一般開放は８月１日まで。

　「大賀の郷（おおがのさと）」は上大岡の新名所をつくろうと２０１１年から手入れが始められた畑。今では港南区でも最大規模のひまわりの名所となっており、約３万本のひまわりを楽しみに訪れる人も多い。

　昨年も種まきを行ったものの、新型コロナの感染拡大防止の観点から一般開放は中止とした。上大岡駅東口商店会の大塚博会長は「昨年はやむを得なかったが残念な思いだった。楽しみにしているとの声も多く、こんな時だからこそ気をつけながら楽しんでもらう場所にできたら」と、感染対策をとった上での２年ぶりの開催に踏み切った。

一般開放は午前10時から午後５時まで

　一般開放のスケジュールは種まきから計算して事前に組むため、日照などの気象条件によっては必ずしも満開のタイミングにあうとは限らない。だが今年は「ちょうどうまい具合に満開を迎えそうでほっとしている」と大塚会長は話している。

　ただ、週末は例年多くの人が訪れるため、「このような状況なので、できれば週末は避けていただくほうがいいと思う。期間中は開放してるので、それぞれが好きな時に足を運んで楽しんでもらえたら」と呼びかけている。

　一般開放は午前10時から午後５時まで。問い合わせは上大岡駅東口商店会事務局（【電話】０４５・８４６・１１８７）へ。