作家・国木田独歩の没後110年の節目を記念して、茅ヶ崎ゆかりの人物館で9月30日(日)まで開催されている企画展『没後110年 国木田独歩、茅ヶ崎ですごした最期の141日』が好評だ。
パソコンやスマートフォンで遊べる文豪をモチーフとしたゲーム『文豪とアルケミスト』に国木田独歩もキャラクターとして登場しており、そのパネルが展示されていることもあり、全国から来館者が訪れているという。とくに10代から30代が多いといい、市担当者は「全国からの来館に驚いています。独歩に興味を持っていただき大変うれしい」と話した。
展示は2部構成で、文学者としての出発、雑誌編集者としての挑戦や挫折、結核療養所・南湖院に入院してからの生活などを紹介している。
同館は金曜から日曜、祝日のみ開館。時間は午前10時から午後6時(最終入館5時30分)。入館200円(18歳未満及び高校生以下無料)。
問い合わせは、茅ヶ崎ゆかりの人物館【電話】0467・81・5015へ。