茅ヶ崎市内や都内などでパステル画教室を主宰する坂井京子さん(85)=下町屋在住=の個展『パステル画展』が、東急リバブル茅ヶ崎センター(幸町21の1住地駅前ビル)内コミュニティプレイスで、11月12日(月)まで開催されている。時間は午前10時から午後6時。火曜・水曜定休。入場無料。
これまで700枚以上のパステル画を描いてきたという坂井さん。個展では、その中から選ばれた秀逸な作品約25点を観ることができる。
「自宅に自分の描いた絵を飾りたい」。子育てがひと段落した頃、ふと芽生えたそんな思いがパステル画を始めたきっかけ。それから、東京芸術大学出身の洋画家・飯野江氏に師事し、パステル画を学んできた。
水彩などと違い、色を混ぜ合わせることができないため、色の上に色を重ね、繊細な濃淡や奥行を表現していく。指でぼかしながら作業を進めていくといい、「自分の指が筆の代わり。そこが何とも楽しいところ」と坂井さん。「ふんわりと優しい雰囲気の作品が並んでいます。ぜひお立ち寄り下さい」と話した。