宿河原の川崎市緑化センターで4月9日から、サクラソウ展が開催されている。約80鉢、さまざまな品種の花が並び、来園者の目を楽しませている。
純日本産の園芸植物として、江戸時代から親しまれ続けているというサクラソウ。現在は300品種以上あるといわれ、同センターでは約200品種を所有している。
今回の展示では開花を迎えた品種から順次展示。花弁は細弁や重ね弁、丸弁と形が多様で、平咲きやつかみ咲きなど個性あふれる咲き方を楽しむことができる。「今年は開花が少し遅め。展示は少しずつ入れ替えて、長く楽しんでもらえたら」と同センター。開催は5月6日(月・祝)まで。