馬場花木園のハスが見ごろを迎えている。今年は育成良好で、同園の山口光憲さんは「順調に育っていて嬉しい。たくさんの人に見に来てほしい」と話している。
ハスは、例年6月中旬から葉が伸びはじめ、後に花が咲き始める。花は早朝に咲き、夕方には閉じてしまう。寿命は、3日間ほどと短いことが特徴だ。
花木園のハスは、一昨年、原因不明の育成不良でほとんど見られなかった。しかし、土を柔らかくし、水温を上げ、新しい株を植えるなど様々な対策を講じ、昨年からは順調に育ってきている。今年は、すでに水面の8〜9割ほどが葉で埋まっており、花付きも良好だという。
早朝の観賞会(7月6日・7日・13日・14日)
同園では、毎年恒例の早朝ハスの観賞会を7月6日、7日、13日、14日の4日間実施する。表門のみ朝6時に開門。入場は無料。朝の静けさの中で観賞でき、例年4日間で200人ほどの来場者が訪れる人気の観賞会。
この時期が一番の見ごろだが、例年8月初旬ごろまではハスが楽しめるという。問い合わせは、同園【電話】045・585・6552。