秦野市立図書館内の「はだの浮世絵ギャラリー」で企画展『くすっと笑える浮世絵展』が始まった。12回目となる今企画展は、市と東海大学が連携して実施した展示会。東海大学現代教養センターで開講している基礎教養科目授業の一環として、学生が企画から携わり、テーマを決めて作品選定まで行った。
市は、1998年に東田原出身の浮世絵収集家・故大津圓子氏から寄贈を受け、約1900点の浮世絵を所蔵している。この中から、毎回テーマを設け、2017年から同ギャラリーで浮世絵の展示を行っているが、東海大生が企画から関わった展示は初めて。学生らがグループごとに企画のプレゼンを行った際、「おもしろい浮世絵」を取り上げたグループが多く、企画展のテーマに決まったという。
ギャラリーには学生の感性で選ばれた面白い顔やユニークなポーズなどの浮世絵作品34点が展示され、それぞれにコメントなども掲載されている。企画展は9月1日(日)までで、時間は午前9時から午後7時(火曜日は5時)。月曜日(祝日の場合は翌平日)、7月26日(金)、8月30日(金)は休館となる。入場無料。
また、8月2日(金)にはスタッフによる作品解説「ギャラリートーク」も行われる。時間は午後2時から2時半まで。事前申し込み不要なので、当日直接会場へ。
問い合わせは市文化振興課【電話】0463・86・6309へ。