小田原かまぼこ通りで9月28日(土)に開催される「第4回小田原宿場祭り」で、明治大学商学部の学生たちが子ども向けの「ちびっこ小田原ワークショップ」と「カルタ大会」を行う。
大学で観光と交通を学ぶメンバーらは、昨年からフィールドワークのために小田原かまぼこ通り活性化協議会に参加。「地域活性化のために、学生である私たちだからこそ何かできることはないか」という思いから、宿場祭りで子ども向けのイベントを企画した。
ワークショップでは、ミニ升のデコレーションとかまぼこ板を使った写真立てを製作する。カルタは矢作小学校などで親しまれている「ふるさと歴史カルタ」をアレンジ。小田原の歴史や文化が詰まった内容となっている。本業に加え、地域のために精力的に活動する協議会の人たちに感銘を受けたという小島優美香さん(3年)は、「子どもたちに地域の素晴らしさを楽しんでもらえたら」と意気込む。鈴木奏絵さん(同)は「宿場祭りを楽しかった幼少時代の一部として記憶してもらい、地元を好きになってもらえたら」と話している。
小田原宿なりわい交流館を会場に、ワークショップは午前10時〜午後4時(各300円)、カルタ大会は午前11時からと午後1時から(参加無料)。申し込みは同協議会ホームページで受付中(当日受付可)。荒天の場合は10月5日(土)に延期。