「逗子・葉山海街珈琲祭」が11月16日(土)、亀岡八幡宮で初開催される。企画したのは、地元逗子でカフェを営む2組の夫妻。年齢が近く、環境の良さに惹かれて移住してきたなど、共通点の多い4人は「逗子葉山には魅力的なカフェが多いが、一堂に会する機会はなかった。これを機に、コーヒー文化が地域と暮らしに溶け込む機会になったら」と意気込んでいる。
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実行委員会を結成したのは、逗子7丁目で土曜日だけのカフェ「アンドサタデー」を営む庄司賢吾さん、真帆さん夫妻と、昨年5月にオープンした池田通りのコーヒースタンド「BREATHER COFFEE」を営む長谷川晃平さん、瑞穂さん夫妻。
互いの店に行き来するなど自然と交流が始まった4人は、「いつかコーヒーを中心にしたイベントを開きたいね、と話していた」と庄司真帆さんは振り返る。今年9月から本格的に準備を開始。「自家焙煎または独自の仕入れを行いコーヒーにこだわっているカフェ」という観点で、自分たちで出店交渉した。
参加店舗はBREATHER COFFEE(逗子)、FAT CAT COFFEE(逗子)、南町テラス(逗子)、アンドサタデー 珈琲と編集と(逗子)、Dark Arts Coffee Japan(葉山)、inuit coffee roaster(葉山)、The Five Beans(葉山)、カフェテーロ葉山(葉山)、三角屋根 パンとコーヒー(葉山)、Tsukikoya Coffee Roaster(横浜・横須賀)ほか。台湾からのゲスト出店もある。
当日は、「飲み比べ&オリジナルマグ付きチケット」(2千円)またはマグなしチケット(1200円)で4店のコーヒーを楽しむことができる。小さめのカップにすることで、各店の個性やこだわりを感じてもらう仕組みにした。また、地元ゆかりの雑貨店や古着店もブースを出し、ステージではライブ演奏も行われるという。
「私たちも大好きな、素晴らしいカフェやロースターが出店するので地元の方も参加いただけたら。コーヒーを軸に、逗子葉山の魅力を発信していきたい」と4人は声を揃えた。
入場無料。現在、前売チケット販売中。雨天決行、荒天は翌日に順延。詳細はイベントフェイスブックページへ。