12月4日から10日までの「人権週間」に合わせて、多摩市では12月15日(日)、午後1時から4時15分まで、関戸公民館ヴィータホールで「人権のつどい」を開催します。
今年6月にハンセン病家族訴訟の勝訴判決が出され、国の控訴断念など、メディアで多く報道されました。今回は、そのハンセン病問題を通して、人間の尊厳と生きることについて焦点をあてます。
当日は2部制で行われ、第1部では映画『あん』の上映会を実施。ドリアン助川氏が手掛けた小説が原作の同作品は、樹木希林さんらが出演し、ハンセン病がテーマ。国際的な映画祭でも高評価を受けた作品です。
第2部では、原作者のドリアン助川氏、出演する永瀬正敏氏が登壇し、トークショーを行います。
22日から受付開始
定員は250人(先着申込み順)で、入場無料。参加希望者は、電話かFAX(042・339・0491)、市公式HPから電子申請で予め申込みを。申込みは11月22日(金)から。手話通訳・要約筆記、保育あり(定員8人。1歳以上未就学児対象。12月6日(金)までの申込み先着順)。
また12月10日(火)から15日(日)まで、同公民館ギャラリーでパネル展「『あん』の舞台 多磨全生園を知ろう」も開催。午前10時〜午後6時。ロケ地となった東村山市にある東京で唯一の国立ハンセン病療養所「多磨全生園」の写真や入所者のインタビューなどの展示が行われます。
申込み・問合わせは市平和・人権課【電話】042・376・8311へ。