上皇陛下のご誕生記念に植樹された由緒ある梅林
今から86年前の昭和9年(1934年)昨年上皇陛下となられた、皇太子殿下のご誕生を記念して、山の所有者である石川金蔵氏らを中心に地元の方々が梅林組合をつくり、700本の梅を植樹したことがはじまりの由緒ある田浦梅林。 昭和57年(1982年)からこの梅林に隣接している田浦緑地(現在は田浦梅の里)に市が梅の植樹を行い、今では約2,000本の梅の花を楽しむことだ出来ます。
ここ田浦の里の梅の実は、大規模災害時の非常用食料として、梅干し加工し備蓄されていましたが、平成6年度には、アルファー米やクラッカーなどの非常食料品の変化とともに現在では取りやめになっていますが、今では田浦の梅の実を使った「梅わいん」や「梅りきゅーる」を販売しています。
山頂の展望台からの眺望と、地形を生かしたアスレチック広場、芝生広場などがあり、お子さんも楽しく遊べます。
田浦梅林まつりも開催予定
2020年2月15日(土)~3月8日(日)までの期間
★親子でたこあげ(2/9)★生け花展示会(2/23)★和凧展示会(2/23)など多数開催予定です。詳しくはHPまで。
園内には駐車場がありませんので、公共交通機関を利用することをお勧めします。尚、最寄り駅やバス停からは平坦な道ですが、梅林近くになると山道と階段がありますので、履きなれた靴や服装が良いと思います。
歴史ある三浦半島唯一の田浦梅林へ暖かな春の一日を過ごしてみませんか?