伊勢原市内有数の梅林として知られる上粕屋の山口家住宅(通称=雨岳文庫)では例年、早咲きの小梅が2月上旬に咲き始め、通行人の目を楽しませる。
雨岳文庫は障壁画などの文化財を数多く所有し、国の登録有形文化財に指定されている。同文庫の活用などを行うNPO法人「雨岳文庫を活用する会」のメンバーによると「これから中生、晩生の梅も咲き、2月末まで十分楽しめるはず」と話している。
大和市から訪れたという親子連れは「梅の良い香りがする。花も綺麗で素敵」と話していた。
山口家の敷地内にある梅林には「甲州最小」「南高梅」「信濃小梅」など10数種200本を超える梅の木が並ぶ。またせん定した梅の枝が置かれ、自由に持ち帰ることができる。
問い合わせは雨岳文庫/【電話】0463・95・0002へ。