負担減で活動しやすく
太田東部地区の久保山南町内会(田中牧会長)は前例にとらわれない柔軟な発想で“活動しやすい会”を目指している。
昨年4月から新体制となった同町内会は主に「一人ひとりの負担軽減」と「顔の見える関係づくり」をモットーにする。例えば、年10回の定例幹事会を2回に縮小。話し合いのテーマを予め設定することで会議時間の短縮にもつながった。
会報紙には、町内の人を紹介するインタビュー記事を掲載。「この間載ってましたね」など、会報紙を通じた新たな交流も生まれている。
災害対策を進める同町内会は積極的に地域の防災訓練に参加。特に注力するのが「水の確保」。各家庭に行き渡るように町内会で管理する防災用の水を昨年から従来の約8倍に増やした。
田中会長は「首都直下型地震などの大地震に備えるため、町内会が一丸となり、防災・減災に取り組んでいきたい」と、対策強化を示している。
《タウンニュース南区版 2020年2月27日号掲載》