県立相模原公園(相模原市南区下溝)では現在、さまざまな種類の花が楽しめます。
カワズザクラ、タマナワザクラは満開
遊具広場にあるカワズザクラと芝生広場のタマナワザクラは先月27日の時点で満開。桜をバックに記念写真を撮る散策者の姿も見られました。駐車場脇にあるオカメザクラは同時点で3〜5部咲き。ピンク色の5弁花で下向きに咲き誇る姿がかわいらしく、これから見ごろを迎えるとのことです。
ヒスカズラも開花中
また、園内にある温室「サカタのタネグリーンハウス」のトロピカルガーデン内(大人:100円、中学生以下無料)では現在、神秘的な花色の「ヒスイカズラ」が咲き始めた。その名の通り、宝石の翡翠を思わせる色で、「一度見たら忘れられない不思議な美しさ」(同園)と称されています。
マメ科のつる植物でフィリピンの熱帯雨林にしか自生せず、原生地でも数が減少して絶滅が危惧されている貴重な植物と言われています。同園ではつるに花房が70以上ついており、これらが順次開き、4月いっぱいは来園者の目を楽しませています。