金沢区の八景島沖で育ったコンブの収穫が3月中旬から始まった。里海イニシアティブは2015年から、コンブ計画養殖を開始。コンブが杉林の5倍近くのCO2を海中から吸収することに着目し、横浜ブルーカーボン事業の1つとして脱温暖化に取り組む。
しゃぶしゃぶで試食も!
「例年11月だった種付けは、水温の関係で今回は12月に。期間は短かったが大きく育ってくれた」と代表理事の小笠原伸一さんは話す。3月12日の収穫には、家族連れら10人のボランティアが参加。水揚げされた約450kgのコンブを塩水で洗浄し10kgずつ計って、ビニール袋に詰めた。その後、参加者は獲れたての生コンブをしゃぶしゃぶで試食。片吹在住の参加者は、「北海道育ちだけど、生で食べられるコンブは初めて。根が美味しいね」と話した。
次回は3月25日
全日程で計約6tの収穫を見込む。残りの収穫日は25(水)で、時間は午前8時から午後1時を予定。小学生以上対象で定員10人。参加希望者は日時、氏名、連絡先を明記し【メール】toyolin.s1040@i.softbank.jp(佐藤さん)に、実施日の3日前までに申し込みを。