陽気に恵まれた3連休を過ぎ、横浜市神奈川区内の公園などでは桜の開花が一気に進んだ。
最高気温が20度に達した3月21日、幸ケ谷公園では3分咲きほどの桜の木の下で少し早い花見を楽しむ親子連れや女性グループの姿が見られた。
園内には新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、飲食を伴う宴会の自粛を呼び掛ける看板が設置され、例年よりも少し寂しい雰囲気。夫婦で散策に訪れたという女性は「暗い話題が多いなか、可憐な桜の花を見ることで気持ちが晴れやかになります」と話していた。
同園のソメイヨシノは、寿命などで倒木の恐れがあるとして全体の4割にあたる43本を伐採。新たにジンダイアケボノという病害に強い品種を補植している。