伊勢原市内日向地区の全長約1・5Kmの古道「日陰道」(高橋バス停付近)で、色とりどりのアジサイ約300本が訪れた人々を楽しませている。
日陰道は、源頼朝が日向薬師を参詣した際に家臣が通った道とされ、表参道の日向道に対してこの名が付けられたともいわれている。
アジサイの手入れや散策路の整備は、たかべや緑の里振興会(清水義仙会長)や地元住民有志が中心となって20年以上前から続けている。清水会長は「地元の人たちが誇れて、訪れる方が良い所と思ってもらえる環境を作っていきたい」と話す。市観光協会によれば見ごろは今週末から来週にかけてだという。