海水浴場が開設されないことが決まった逗子海岸を安心安全に楽しむためにはどうすればいいのか―。そのヒントを探ろうと、有志が県の策定したガイドラインにのっとり「ソーシャルディスタンス」を可視化する実験を行った=写真。県は海水浴場における感染防止対策について、「人と人の間隔をできるだけ2m、最低1m空けること」を求めていた。
参加者たちは実際に半径1mの円を砂浜に描きながら「意外と広い」「夏の混雑時はこれより密集しそう」などと感想を話していた。企画した中田理恵さんは「訪れる人が自発的にゴミを持ち帰ったり、間隔をあける仕組みを考えていきたい」と話していた。