2020年多摩区民祭、中止へ 準備会で方針 6月末確定 【川崎市】

2020年多摩区民祭、中止へ 準備会で方針 6月末確定 【川崎市】

中央広場のステージ(昨年)

 10月17日に予定していた「第43回多摩区民祭」について、昨年の実行委員会役員による準備会が6月18日に開かれ、中止の方向で全員一致。約90人の委員に対する書面表決を経て、今月中に正式決定する見込みだ。

区内最大の催し

 生田緑地を会場に開催される多摩区民祭は、町内会・自治会や地元団体による実行委員会が主催。好天に恵まれた一昨年は9万2千人(主催者発表)が集まるなど、区内最大の催しとして続いている。昨年は雨の影響で開会パレードが中止になったものの、展示や飲食など70店、ステージに19組が参加した。

安全のために中止

 準備会では、食品販売における衛生上の問題や、ステージでの距離確保などが課題として挙がったという。「大勢の方が集まるイベント。区民の皆さんの健康を考えて中止という方向になった」と濃沼健夫会長。役員で多摩区社会福祉協議会会長の田村弘志さんは「地域のつながりを大切にする一大イベントとして開催したいという声もあったが、中止はやむを得ない」、多摩区商店街連合会会長の安陪修司さんは「地域のお店の意気込みが発揮される場だが、露店に行列ができて通行人も多い。どうしても『密』になってしまい開催は難しい」と話す。

 書面表決は6月26日が締切。過半数の賛同により中止を決める。

「コーラスの集い」も中止

 多摩市民館大ホールで例年行われる関連行事「コーラスの集い」(多摩区合唱連盟共催)は、区民祭が中止の場合開催しないとしている。

住所

神奈川県川崎市生田緑地

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