県道62号線の峰ノ下交差点 近くの百日紅(さるすべり)の花が咲き始め、ピンクの花が夏の風に揺れている。
百日紅はミソハギ科で、中国南部を原産地とされる落葉高木の一種。花言葉は「貴方を信じる」「潔白」「雄弁」「愛嬌」「不用意」など。雄弁の意味は華やかな「咲きっぷり」にちなむと言われていて、「不用意」は樹皮が滑りやすく、猿も木から落ちるといったところから生まれた言葉となっている。また、花期が長く、一度咲いた枝先から次々と約百日間咲く様子から百日紅という名が充てられたともされている。
その名が示す通り、しばらくの間は県道を通れば、美しい花を楽しむことができる。