ODAKYU湘南GATE6階ので企画展「船大工のどうぐ」が開かれている。昭和中期まで船大工が使っていた船上用具や操船用具など約70点を展示。往年の仕事ぶりが垣間見ることができる内容となっている。7月12日(日)まで。
船をこぐための「櫂(かい)」や「櫓(ろ)」など
郷土歴史科によると、相模湾に面する藤沢は江戸時代には片瀬・鵠沼・辻堂の沿岸で盛んに漁が行われ、漁村の文化が伝えられてきた。かつて片瀬には2軒の船大工があったといい、展示品は「船忠」の船大工だった鈴木善蔵氏が1988年に寄贈した。会場では船をこぐための「櫂(かい)」や「櫓(ろ)」、昭和30年代の大漁旗、船大工の技術を生かした木造漁船模型なども展示している。
入場無料。開室は午前10時30分から午後7時(土日祝日は6時まで)。問い合わせは市郷土歴史課【電話】0466・27・0101へ。