多摩市スポーツ推進委員協議会が主催する今年度初の「ニュースポーツ体験教室」が6月27日、市立総合体育館で開催された。
「ひとりにひとつの生涯スポーツ」
同協議会では、市民が「ひとりにひとつの生涯スポーツ」を合言葉に、子どもから高齢者まで誰もが手軽にできるスポーツを提供し健康で楽しい毎日を送れるよう様々な活動を行っている。そのひとつが「ニュースポーツ」。ニュースポーツは、柔軟性のある競技規則と適度な運動量を備え、特別なトレーニングをしなくても、老若男女のハンディが少なく、簡易な用具でプレーを楽しめるものだ。
色々体験してみる
今回の体験会では「ボッチャ」「ネオテニス」「ミニテニス」「ディスクキャッチー」の4種目の体験が行われた。中でも「ディスクキャッチー」は同協議会が考案したフライングディスクを使ったキャッチボールのような競技で、キャッチの成功回数と距離に応じて点数が決まるというルール。この日が初のお披露目となった。初めて体験会に参加した女性は「ちょっとしたスポーツを皆さんとやれるようなものを探していた。今日いろいろ体験できて楽しかった」と感想を話す。
同協議会の山田和久会長は「昨今の状況もあり参加者は少なかった。安心して来ていただけるように感染対策に注意しながら、いろいろな種目に対応できるようにやっていきたい」と今後に向けて意欲を見せた。
なお、7月は11日(土)と19日(日)、9時30分から11時30分まで、総合体育館で「ニュースポーツ体験会」を開催。