JR港南台駅近く、横浜市南部病院隣の港南台地域ケアプラザでは、昨年大好評だった夏休み特別企画「昆虫展」を今年も開催します。会場は、港南台地域ケアプラザボランティアコーナー。

　港南台近郊にある瀬上沢の自然の中で育む、約300種類の生き物の標本が、約35箱展示される予定です。主催は「ホタルのふるさと瀬上沢基金」。開催期間中は、同基金のガイドさんが常駐しているので、瀬上沢の自然や生き物についてのお話や、質問なども出来ます。また、標本作りに興味のある方は、作り方も教えてくれるそうです。

【7月29日（土）に同時開催！ホタルがテーマの自然講座】
　また、期間中の7月29日には、同基金主催の次世代につながる自然講座「ホタルのふるさと港南台」の講座が開催されます。港南台地域ケアプラザ多目的ホールにて。13時30分から15時30分まで。講師は、「ホタルのふるさと瀬上沢基金」理事長の角田東一さん。

　瀬上沢地区は、横浜の中でも昆虫など多様な生き物が暮らす、豊かな自然環境の残る地域ですが、住居跡を含む縄文遺跡や古代製鉄遺跡、古代の横穴墓群、昭和の銃眼遺構など、数多くの遺跡が残されているそうです。

　講座では、この瀬上沢の歴史ロマンをたどりながら、瀬上沢の魅力を探っていきます。内容は座学ですが、興味があれば小学生でも参加できるそうです。講座は無料、要事前申し込み（電話もしくは来所）、先着50名。

　夏休みの課題に活躍しそうな、内容が盛りだくさんの港南台地域ケアプラザに、この夏は足を運んでみませんか！