「変化朝顔」
葉が尖ったり、花が縮れたり–。本郷ふじやま公園(栄区鍛冶ヶ谷1の20)で一風変わった朝顔の花が見ごろを迎えた。「変化朝顔」と言われ、同園を管理する公園運営委員会のメンバーが手塩にかけて育てている=写真。
変化朝顔とは、遺伝子の変異によって様々な色や形に変化した花や葉が生じるアサガオ。200年ほど前の江戸時代の文化文政期に最初のブームがあり、江戸時代末期にもブームが起きたという。同園にある古民家(旧小岩井家住宅)が江戸末期の建物ということもあり、当時のブームを再現しようと、同メンバーが5年ほど前に育て始めたという。
「どんな花が咲くのかが変化朝顔の楽しみ」とメンバーの木村治夫さん。
9月上旬から中旬にかけては葉が細い「細柳」と呼ばれるタイプが見ごろを迎えそうだ。