一年の吉兆を占う湯立神楽も中止に
毎年9月19日に熊野神社で行われる例大祭と前日に開かれる宵宮祭が、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い中止となった。
熊野神社では無病息災や五穀豊穣を祈り、一年の吉兆を占う湯立神楽を例大祭で行う。煮立たせた湯を用いる神事で、金沢区の富岡八幡宮の神職らが中心となって執り行っている。神社の氏子総代によると、湯立神楽を見ようと例年多くの人が訪れるため、三密回避のために中止を決定したという。
例大祭当日は本殿で神事のみを執り行い、関係者のみが少人数で出席するという。