セルロイド人形を素材や歴史、製造過程などの視点から紹介する企画展が、横浜人形の家=横浜市中区=で開催されている。
セルロイド人形は、1860年代にアメリカのハイアット兄弟が制作。当時は高価な人形だったが、20世紀前半にはドイツやフランス、日本でも生産されるようになり、滑らかな触り心地が人気を呼んで子どもたちに愛された。
日本唯一のセルロイド人形工房「平井玩具製作所」
キューピー人形をはじめとした国内外のレトロな作品が並ぶほか、セルロイドで作られた各種製品も展示。日本唯一のセルロイド人形工房「平井玩具製作所」の歴史やオリジナル人形の「ミーコ」、平井英一さんが手掛ける人形作りの工程なども紹介している。
11月8日まで。午前9時30分から午後5時(最終入館4時30分)。観覧料大人600円、小中学生300円。月曜休館。
問い合わせは横浜人形の家【電話】045・671・9361。