秋の訪れを告げる彼岸花が大磯・二宮・中井町で見頃を迎え、自然公園や水田のあぜ道、道端などを紅白に彩って人々の目を楽しませている。
中井町:厳島湿生公園
中井町では、朱色のぼんぼりのような姿をした彼岸花が、木道が巡らされた厳島湿生公園の水辺の一角を鮮やかに彩る。水鳥が憩い、トンボが飛び交う園内にはのんびりと散策や昼寝を楽しむ人、水面に映る「逆さ彼岸花」を収めようとカメラを向ける人の姿も。
二宮町:せせらぎ公園
二宮町のせせらぎ公園では、花菖蒲のあぜ道に並ぶ赤い彼岸花と桜エリアに広がる白い彼岸花が楽しめる。公園スタッフは「今年は彼岸花の成長と草刈りのタイミングが合い、白い彼岸花は近年でも一番きれいに咲き揃った」と話す。白い彼岸花はまもなく見頃を終えるが、赤はもうしばらく楽しめるという。
他でも
同町ではこのほか、ラディアン花の丘公園の展望広場付近に約1万7千株の彼岸花が植えられている。紅白の彼岸花は大磯中学校前の旧東海道松並木(国道1号中央分離帯の土手)の周辺でも開花し始めている。