バスケットボール男子B1・川崎ブレイブサンダース(BT)は5月、Bリーグによるクラブ対象の表彰3部門のうち、おもてなし関連など2部門で受賞。個人賞では藤井祐眞選手がリーグ初の3部門受賞を果たした。
今季、本拠地アリーナで最高のおもてなしをしたクラブに贈られる「ホスピタリティナンバーワンクラブ」は、飲食を絡めた企画チケットや川崎をテーマにしたコラボなど、ファンへの取り組みが評価。さらに、ツイッターなど3つのSNSの合計フォロワー増加数がシーズン中に1万8950にのぼり、リーグ最多として「ソーシャルメディア最優秀クラブ」に輝いた。
ファンの支えあってこそ
元沢伸夫社長は「試合以外の要素でも『来てよかった』と思っていただける空間づくりを至上命題に取り組んできた。いつもクラブのことを考え、助言をくださるサンダースファミリーの皆様の支えがあってこそ」と感謝を示した。
ポイントガードの一人として司令塔を担う藤井選手は、B1所属の選手とヘッドコーチ、メディアによる投票で決まる「レギュラーシーズンベストファイブ」に初選出。加えて「ベストディフェンダー賞」も初受賞で、「ベスト6th(シックス)マン」は2年ぶり2回目。
【川崎ブレイブサンダースからのお知らせ】
Bリーグは3月27日、B.LEAGUE 2019-20シーズン リーグ戦の今後全試合の中止、また2019-20シーズンのポストシーズンの中止を決定いたしました。これに伴い、川崎ブレイブサンダースのB1リーグ戦14試合が中止となるとともに、チャンピオンシップも開催されませんので、お知らせいたします。
また、リーグ戦の今後全試合の中止が決定したことにより、リーグ戦全試合を実施できていない状況ではありますが、2019-20 B1B2リーグ戦試合実施要項第9条〔順位決定の方法〕を準用し、B.LEAGUE 2019-20シーズンのリーグ戦各地区の順位が確定いたしました。これにより川崎ブレイブサンダースのB1中地区優勝が決定しましたので、合わせてお知らせいたします。
地区優勝が目前に
新型コロナウイルス感染症の影響により、バスケットボール男子Bリーグは3月20日から4月1日のB1・B2全95試合を中止すると発表。これにより、31勝9敗で中地区首位を独走する川崎ブレイブサンダースの地区2位以上が確定し、チャンピオンシップ(CS)出場が決定した。川崎BTのCS進出は4年連続4回目。
中止になった川崎BTの試合はアウェー戦5試合と、ホームのとどろきアリーナで4月1日に予定していた新潟戦の計6試合。代替試合は行われない。
川崎BTは今季、アウェーでも15勝5敗と大きく勝ち越すなど好調を維持。地区2位のシーホース三河を引き離し、地区優勝が目前に迫っている。
【川崎ブレイブサンダースからのお知らせ】
Bリーグは本日、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月20日(金)から4月1日(水)にかけて開催するリーグ戦を中止することを決定いたしました。これに伴い、川崎ブレイブサンダースのB1リーグ戦以下6試合が中止となります。
- アルバルク東京戦:3月21日/22日 駒沢オリンピック公園総合運動体育館
- 新潟アルビレックスBB戦:3月25日 シティホールプラザアオーレ長岡
- 富山グラウジーズ戦:3月28日/3月29日 富山市総合体育館
- 新潟アルビレックスBB戦:4月1日 川崎とどろきアリーナ
3月15日:川崎97-71北海道
新型コロナウィルス対策で、無観客試合として1か月ぶりにリーグ戦が再開しました。2か月半ぶりにキャプテンの篠山さんも復帰し、第2Qで追い上げられましたが、一度も逆転を許すことなく勝利。いつもとは違う歓声のないとどろきアリーナではありましたが、「映像を通して見て応援しているファンに、プロスポーツ選手としてやるべき仕事をした」と試合後、篠山キャプテンは話しました。
しばらく無観客試合が続きますが、無事に試合が開催されることを望むばかりです。
レバンガ北海道戦(3月14日):中止
3月14日(土)に無観客での開催を予定していたレバンガ北海道戦は、中止となりました。これは、北海道所属の3選手に発熱が確認され、厚生労働省より新型コロナウイルス感染症の疑い例として公表されている発熱状況には及ばないながら、他選手の不安や、精神的なコンディションをふまえ、試合を適切に実施することは出来ないとBリーグにより判断され、中止となりました。
また、3月15日(日)川崎ブレイブサンダース 対 レバンガ北海道 戦に関しては、選手の体調を確認したうえで、Bリーグが判断する予定です。
無観客試合に
Bリーグは3月11日、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月14日(土)から4月1日(水)にかけて開催するリーグ戦を、無観客で実施することを決定しました。
これに伴い、川崎ブレイブサンダースのB1リーグ戦8試合が無観客試合となります。チケットに関しては各試合ホームチームのHPで、後日ご確認ください。
◆対象試合
- レバンガ北海道戦:3月14日/15日 川崎とどろきアリーナ
- アルバルク東京戦:3月21日/22日 駒沢オリンピック公園総合運動体育館
- 新潟アルビレックスBB戦:3月25日 シティホールプラザアオーレ長岡
- 富山グラウジーズ戦:3月28日/3月29日 富山市総合体育館
- 新潟アルビレックスBB戦:4月1日 川崎とどろきアリーナ
延期試合の代替日決定
新型コロナウイルス感染予防対策および拡散防止のため延期となった2月28日(金)~3月11日(水)の試合の代替開催日が決定いたしました!チケット発売日等はHPでご確認を。
◆対象試合 ※会場変更なし
- 第24節 大阪エヴェッサ戦 会場:川崎市とどろきアリーナ 2月29日(土)3月1日(日) ⇒ 4月25日(土)26日(日)
- 第25節 新潟アルビレックスBB戦 会場:川崎市とどろきアリーナ 3月4日(水) ⇒ 4月15日(水)
- 第26節 秋田ノーザンハピネッツ戦 会場:ナイスアリーナ(由利本荘アリーナ) 3月7日(土)8日(日) ⇒ 5月2日(土)3日(日)
- 第27節 シーホース三河戦 会場:川崎市とどろきアリーナ 3月11日(水) ⇒ 4月29日(水)
Bリーグ戦開催延期のお知らせ
Bリーグは2月26日、新型コロナウイルス感染予防対策および拡散防止のため、2月28日(金)〜3月11日(水)までに予定されているリーグ戦の開催を延期することを決定いたしました。
これに伴い、川崎ブレイブサンダースのB1リーグ戦6試合が開催延期となりますので、お知らせいたします。
延期が決定した試合の代替開催日およびチケットの取り扱いについては、3月第1週中を目処にお知らせいたします。
現在B1で最高勝率の宇都宮ブレックスに1勝1敗
2月9日:川崎67-76宇都宮
リーグ戦では今シーズン最後の栃木ブレックス戦は、前半リードしていながら後半にひっくり返されてしまいました。アウェーの地で、ブレックスに連勝するのは難しいようです。
2月8日:川崎74-72宇都宮
東地区と中地区の首位対決となった宇都宮ブレックス戦。ハラハラドキドキの試合、競り合いが続く中第3Qで若干のリードを取りましたが、最終第4Qで一度は逆転を許します。ここからはどちらは凌ぎきるか、最後は74-72で勝利しました。
佐藤HCはじめ各選手も口をそろえて「ディフェンス」の戦いであったと話し、しっかり守り切っての勝利であると話しました。
神奈川ダービー初黒星
1月22日:川崎84-86横浜
平塚で行われた横浜ビーコルセアーズとの神奈川ダービー。第1Q、第2Qはリードしてゲームを運んでいた川崎ですが、第3Qで63-58まで迫られる展開に。そしてついに第4Qで追いつかれ、追い抜き、1点を巡る攻防の末、ブザービートを決められ84-86でタイムアップ。悔しい敗戦となりました。横浜ビーコルセアーズ戦の連勝は19でストップです。残念。
試合終了後、佐藤HCは「ディフェンスが機能しなかったことが敗因」と話し、藤井選手、青木選手は「反省点・課題点を確認して、切り替えて次の試合に活かしていきたい」と話しました。
リーグ戦、再開
1月15日:川崎83-73三遠
天皇杯決勝から中2日と厳しいスケジュール。第1Qは10-25、第2Qは29-37とビハインドを許す展開となりました。第3Q残り6分で川崎が逆転に成功。その後も順調に点数を伸ばし、61-54と7点リードで最終Qへ。第4Qは三遠がねばるが川崎もリードを広げ、83-73で勝利しました。
天皇杯決勝 サンロッカーズ渋谷戦 惜敗
1月12日:川崎73-78SR渋谷
11日に引き続き、篠山・藤井両選手を欠く厳しい戦いが続きます。第1Q、第2Qは同点でこらえたものの、第3Qはビハインドを許してしまいました。第4Q、一時は1点差まで追い上げましたが追いつけず。悔しい敗戦となりました。
選手たちもみな一様に「悔しい」と話していますが、一方で主力選手を欠いた状態で「全部出し切った」とも話し、気持ちを切り替えリーグ戦での優勝を目指す、と。
リーグ戦では現在、中地区1位の川崎。次戦は1月15日、豊橋で三遠ネオフェニックスと対戦です。
天皇杯準決勝 宇都宮ブレックス戦
1月11日:川崎82-61宇都宮
チームの主力である篠山選手の負傷欠場が続いている中、同じポイントガードの藤井選手がインフルエンザで欠場となりましたが、川崎は宇都宮に一度もリードを許すことなく勝利。決勝戦への進出を決めました。
2020年はホームで富山戦からスタート
1月5日:川崎56-88富山
富山の勢いのあるオフェンスと強いディフェンスに完敗。第1Qからのビハインドを一度も挽回できずに終わってしまいました。
1月4日:川崎83-60富山
2020年の初戦はホームとどろきで富山グラウジーズを迎え、4人が2桁得点をあげる快勝。チームも連勝記録を16に伸ばしました。
滋賀に2連勝!12月は負けなし!
川崎は久しぶりのホーム戦。これが厳しい戦いとなりましたが、「厳しいながらも2連勝できたのは、ホームであったから」と篠山選手。ファンの熱い声援が、選手たちの力になっているようです。
これで川崎はクラブ最長記録に並ぶ15連勝です。
12月29日:川崎80-71滋賀
12月28日:川崎90-89滋賀
富山で勝利!
12月25日:川崎98-90富山
名古屋ダイヤモンドドルフィンズにアウェイで2連勝
12月22日:川崎97-78名古屋
12月21日:川崎69-67名古屋
同じ中地区のシーホース三河と2連戦
12月17日:川崎86-76三河
12月16日:川崎90-82三河
神奈川ダービー第2戦!
12月11日:川崎97-70横浜
「神奈川ダービー」と言われる横浜ビーコルセアーズとの対戦、第2戦。前半から快調に得点し、勝ち切りました!
西地区トップの琉球に2連勝
12月7日:川崎90-87琉球
現在西地区最高勝率の「琉球ゴールデンキングス」をとどろきアリーナに迎え、好ゲームを繰り広げました。第1Q、第2Qとリードして終了、迎えた第3Qで琉球に逆転を許します。1点ビハインドで最終Qを迎え、どちらも一歩も譲らず。残り36秒で逆転、その後フリースローを決め90-87で勝利しました。
12月8日:川崎98-75琉球
第1Qから最終Qまで、一度も琉球にリードを許すことなく勝利。試合後藤井選手は「今日はよく我慢してリードを保てた。展開に昨日の反省がいかせた」と話しました。篠山選手も「(昨日と比べて)今日の方が自分たちのやりたいオフェンスやディフェンスが長い時間できた」「ステップアップできたんじゃないか」と話しました。
天皇杯4回戦・5回戦と連勝
11月30日(土)、天皇杯4回戦として「豊田合成スコーピオンズ」と初対戦。82-49で勝利しました。翌12月1日(日)は天皇杯第5回戦「大阪エヴェッサ」と対戦して87-64で勝利!
神奈川ダービー2連勝!
2019年11月16日(土)17日(日)の2日間、令和最初の神奈川ダービー、横浜ビー・コルセアーズとの試合が行われました。会場は横浜国際プールです。川崎は神奈川ダービー連勝記録を伸ばしています。
11月16日:川崎75-63横浜
川崎は第1Qからのリードを一度の逆転を許すことなく勝利。試合後佐藤HCは、「いいチームディフェンスを続けることが出来たのが勝因」と話しました。11得点5アシストの藤井選手は「もっとコミュニケーションをとって、チームの完成度を上げていきたい」と上を目指すコメント。これからが楽しみです。
11月17日:川崎84-60横浜
川崎は確実に点を重ねて、神奈川ダービー通算18連勝です。17ポイント2アシストの篠山選手は、足指骨折のケガから復帰後「だいぶ身体が元気になってきている」と話していました。また今シーズン初めて、出だしで3ポイントを決めた辻選手も「11月に入って、徐々にバスケットができる体になっています」と。
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三遠ネオフェニックスにホームで連勝!
2019年11月9日・10日、久しぶりにホームとどろきアリーナに戻った川崎BT。三遠ネオフェニックスを相手に2連勝です。
11月9日:川崎97-80三遠
第1Qからのリードを、途中詰められながらも一度も逆転されることなく、最後は2桁差で勝利。ニック・ファジーカス選手は、点差はついたものの簡単な試合ではなかった、と振り返り、優勝のためにはより勝利を早い段階で確実なものにする必要がある、と話しました。
11月10日:川崎81-79三遠
川崎BTは第1Q、第2Q、とビハインドの苦しい前半戦。第3Qで同点に追いつき、勝負は第4Qへ。第4Qはお互い点を取り合い逆転が続く。最後はぎりぎり2点差の勝利となりました。
佐藤HCは試合後のコメントで、「細かい部分をキチンとやり切れていなかったことが、難しい試合になった要因。しっかり反省を」と話しました。とはいえ、14本の3ポイントシュートを決めた川崎BT、2連勝です。
島根スサノオマジックに1勝1敗
2019年11月2日と3日、今シーズンB2から昇格してきた島根と松江市総合体育館で対戦しました。戦績は1勝1敗でした。
11月2日:川崎68-73島根
前半は川崎がリードしていましたが、後半第4Qで逆転され、島根にBリーグで初の敗北となりました。篠山主将は「アウェーでは相手も勢いに乗せてしまうと爆発力が出る」と語り、責任感を持ったプレーの重要性を実感したと話しました。
11月3日:川崎87-53島根
川崎のメンバーが躍動し、前日の鬱憤を晴らすかのような見事な勝利でした。藤井選手は「地元という事もあり、知り合いや友達がいるところで試合が出来て楽しかった」と話し、「今日のような戦いを今後もやり続けられれば」と今後への抱負を語りました。
SR渋谷に1勝1敗
2019年10月26日(土)・27日(日)とサンロッカーズ渋谷と2連戦。ここまでどちらも戦績は1敗と、東地区・中地区で首位を行く川崎BTとSR渋谷。戦績は1勝1敗でした。
10月26日:川崎81-74 SR渋谷
試合後のコメントでは、佐藤HC、藤井選手は第3Qで引き離せた点が良かったと話しました。一方、篠山主将は反省点があるとして、修正して翌日も勝ちたいと語りました。
10月27日:川崎71-91 SR渋谷
川崎は今季2敗目。タフなディフェンスを誇るSA渋谷にターンオーバーでやられた試合でした。第2Qで逆転されてからは引き離されてしまいました。
これまでの戦績
2019年10月に開幕したB1。川崎ブレイブサンダースは開幕戦以来、ここまで8戦中7勝!と快進撃を続けています。今週末の10月26日・27日はサンロッカーズ渋谷戦。どこまで勝ち星を積み上げていくのか、楽しみです。
10月23日:三遠ネオフェニックス戦〇 川崎94-87三遠ネオフェニックス
10月20日:千葉ジェッツ戦〇 川崎96-89千葉ジェッツ
10月19日:千葉ジェッツ戦〇 川崎83-73千葉ジェッツ
10月16日:富山グラウジーズ戦✖ 川崎69-73富山グラウジーズ
10月14日:新潟アルビレックスBB戦〇 川崎70-67新潟アルビレックス
10月13日:新潟アルビレックスBB戦〇 川崎71-62新潟アルビレックス
10月6日:宇都宮ブレックス戦〇 川崎75-69宇都宮
10月3日:宇都宮ブレックス戦〇 川崎78-57宇都宮
武蔵小杉に選手登場
武蔵小杉駅の東急東横線改札内の壁面と円柱にバスケットボール男子B1・川崎ブレイブサンダースとサッカーJ1・川崎フロンターレの選手があしらわれた装飾が施された。10月4日にお披露目式が行われ、両クラブのマスコット「ロウル(写真右)」と「ふろん太」「カブレラ」が登場。
両クラブ本拠地のとどろきアリーナ、等々力陸上競技場の最寄り駅から、街とチームを盛り上げようという試み。装飾の掲出期限は設けていないという。
前日に横浜アリーナで行われた川崎ブレイブサンダースの今季開幕戦を観戦するため、大阪から夫婦で訪れていた大橋正裕さん(42)は「試合を見ているとホームの観客もチームも一体感を感じる。仲間に入りやすいと感じるのは、街全体で盛り上げようとしているからなのでは」と話していた。
川崎BT外国人選手2人が新加入
バスケットボール男子B1の川崎ブレイブサンダース(BT)は8月29日に会見を開き、来季に向けた事業戦略を発表。東芝からディー・エヌ・エー(DeNA)に運営権が承継された昨年7月から1年間を振り返り、4季目を迎えるBリーグの初制覇に向け、決意を新たにした。
川崎BTは昨季のホームゲーム30試合の平均入場者数が3701人で、前年比約121%に達した。元沢伸夫社長(42)は来季のテーマに「攻」を挙げ、「前年のよかったことを踏まえながら、チームも事業も徹底的に攻める」と宣言。事業戦略として、駅装飾やオリジナルフードの充実、ホーム戦のチケット売上増に向けた企画席の強化を掲げた。
チーム編成では、ウルグアイ出身のマティアス・カルファニ選手(27)と米国出身のジョーダン・ヒース選手(28)が新加入。攻守でチーム力の底上げを狙う。就任1季目の佐藤賢次ヘッドコーチ(39)は「移籍メンバーが加わり、競争意識が高まっている。伝統のディフェンスを軸に、コミュニケーションを活発化させる」と意気込みを語った。
開幕節は横浜アリーナで10月3日、とどろきアリーナで6日、宇都宮ブレックスと戦う。
《6月10日更新》川崎ブレイブサンダース「ファン感謝祭」憧れの選手がそこに!抽選で400人が参加
バスケットボール男子Bリーグ・川崎ブレイブサンダースが6月1日、とどろきアリーナ(中原区)のサブアリーナでファン感謝祭を行った。抽選に当選した約400人のファンクラブ会員は、選手と共にチーム対抗フリースローや〇×クイズに挑戦。写真撮影やサイン会を通して交流し、楽しい時間を過ごした。
ミニバスケチームに所属する石井啓太君(10)=宮前区在住=は「初めて参加した。選手を近くで見てすごく大きいと思った」と話した。また東芝時代からファンで、今季のホーム戦全てに参戦したという天野奈緒美さん(30代)はDeNA体制になった1年を振り返り、「試合前の演出が派手になり盛り上がっている。観客の数も増えているし、一体感が増している」と評価。「来シーズンこそお願いします」と優勝への期待を込めた。
篠山竜青選手は「普段はファンと触れ合うことは少ないが、直接受け止めるのはなくせない部分。川崎のファンは優しくて、選手一人ひとりを理解してくれている。愛されているのを感じる。ありがとうと言いたい」と話していた。また、来季から新ヘッドコーチとなる佐藤賢次さんは、「いい時も苦しい時もいつもと変わらず声を出してくれて、支えになった」とファンに感謝を述べた。
「来季は優勝杯を」佐藤HCらが福田市長に決意を伝える(5月29日更新)
バスケットボール男子Bリーグ・川崎ブレイブサンダースのメンバー一同は、5月22日に市庁舎を訪問。福田紀彦市長との談話で今季を振り返り、来季への意気込みを語りました。
クラブ運営会社の元沢伸夫社長(42)と新GMに就いた北卓也氏(46)、新ヘッドコーチ(HC)の佐藤賢次氏(39)、篠山竜青主将(30)が参席。元沢社長はホーム戦の来場者が前年の約1・2倍に増えたことに触れ、「Bリーグ1部の中で最も伸ばせた。東京五輪に向けてバスケ界を盛り上げたい」と強調。佐藤HCは「伝統を受け継いで新しい要素を取り入れながら、優勝トロフィーを川崎に持ち帰る」と決意を語りました。
「地域に根づいたという飛躍を肌で感じる」と福田市長。篠山主将は「今季の(チャンピオンシップ初戦敗退の)結果は残念だが、お客さんが増えて盛り上がりを見せ、クラブ全体で成長している。来季は結果で恩返しする」と語気を強めました。
来シーズンへ向けて(5月17日更新)
5月17日(金)、川崎日航ホテルで川崎ブレイブサンダースの「ヘッドコーチ退任および就任」記者会見が行われました。この席で、元沢伸夫代表取締役社長から、これまで8年間HCを務めてきた北さんの退任、そしてGMへの就任が発表されました。新しいHCは元ACの佐藤賢次さん。生粋の川崎BTの人です。
北HCは、中地区での優勝を逃した時点で元沢社長に辞任の意を伝えたそうです。そして元沢代表は、これからのチームにとって必要な①HCのサポート②中長期的視野に立つ③クラブ経営を担うGMの必要性を感じ、北さん以外は考えられない、と就任を依頼し快諾を得たと。
「伝統」と「変革」
来シーズン、クラブ創設70周年を迎える川崎BT。元沢社長は「伝統を引き継ぐことは大事。しかしそれだけでは常勝軍団になれない。大きな変革が必要な時期が来ている」と話しました。
佐藤HCに代わって、何が変わっていくのか。北GMがどのような手腕を発揮するのか、川崎BTのこれからが楽しみです。