座間市四ツ谷と新田宿の畑で、ひまわりが咲き見頃を迎えている。
開花場所は、新型コロナの影響で今年中止となったひまわりまつりの会場の一部。例年のまつりに合わせてひまわりを育てている座間市ひまわり推進協議会(澤田富美雄会長)が独自に育てたものだ。
農地保全のために栽培
地元の農家で構成される同会は、遊休農地を荒廃させず、保全する目的でひまわりを育ててきたことから、まつりの中止を受けて市と協議。農地保全のために栽培を決めた。感染症対策として、花を目当てに市内外から観光客が押し寄せることを避けるため、7月上旬に種を蒔いて秋に開花時期をずらし、規模は例年の5分の1程度、約10万本に縮小した。
澤田会長は「秋のひまわりは、暑さでぐったりせず、いきいきしているように思う。場所によっては見頃を過ぎているが、来週までは楽しめると思う」と話した。 なお、開花場所に駐車場はない。