厚木市文化財保護課では11月3日(火・祝)、飯山観音長谷寺=写真=(厚木市飯山5605)で文化財の一般公開を実施する。時間は午前10時から午後3時。
公開される文化財は、県指定重要文化財の銅鐘、市指定有形文化財の観音堂、市指定天然記念物のイヌマキ、木造十一面観世音菩薩立像(御本尊)、山門。
当日は、リーフレットが配布され、あつぎ観光ボランティアガイド協会員が、文化財についてわかりやすく解説してくれる。
文化財の一般公開は、市内に所在する指定文化財など、貴重な文化財を広く公開することにより、郷土の歴史や文化への関心を深めるとともに、文化財愛護意識の向上に寄与することを目的としている。
担当の市文化財保護課では、「当日はお寺の開帳日にあたり、普段見ることのできない観音堂の内部や御本尊を拝することができます」と話す。
参加費無料。申込み不要で、直接会場へ。会場では必ずマスクを着用すること。問合せは市文化財保護課【電話】046・225・2509へ。
郷土博物館で関連展示
あつぎ郷土博物館では、関連展示として、長谷寺ゆかりの錦絵「観音霊験記 坂東順礼第六番飯上山長谷寺」を、11月末まで公開している。