動画・SNS通じて魅力発信
文教大学情報学部日吉昭彦ゼミの3年生らが、茅ヶ崎市内高砂緑地にある「茶室・書院 松籟庵」の魅力を発信するユーチューブチャンネルとツイッターアカウントを10月末に立ち上げた。
毎年、学生が県内外でフィールドワークを行い、当地を紹介するパンフレットを制作する日吉ゼミ。今年はコロナ禍で活動が制限される中、学生たちが「茅ヶ崎のためにできることは何か」と考え、初のネット発信に乗り出した。
茶室で筝を演奏
ユーチューブでは、筝の若手演奏家・大川義秋さん(24)が茶室で演奏する動画や、施設を紹介するプロモーション動画を公開。ツイッターではゼミの活動紹介をはじめ、施設の利用情報などを発信していく。「親しみやすい文体で、茶室のお堅いイメージを払拭できれば」とSNSを担当する田邉りかさん。
大川さんの取材を担当した羽田海渡さんは「松籟庵を知らない人にこそ興味を持ってもらいたい。コロナ禍での新しい人のつながり方を提案出来たら」と話した。
今後は能楽師・山井綱雄さんによる能楽講座や、灯篭を灯す様子を取材した動画配信のほか、松籟庵を紹介するパンフレットを制作する予定。詳細はユーチューブ、ツイッターともに「茅ヶ崎 松籟庵」で検索を。