六会日大前駅東口に心温まるイルミネーションが登場した。ロータリーの中央広場にシンボルとなる高さ6メートルのイルミネーションのツリーが登場したほか、植栽スペースには地元企業の湘南アーキテクチュアの協力で電飾が施された。また、今年は藤沢工科高校生徒が手掛けたロボットハンドベルも設置。クリスマスまでの期間、光と音で六会の夜を彩る。イルミネーションは1月27日まで。午後4時30分から11時。
12月1日に点灯式
設置したのは六会地区郷土づくり推進会議(滝内洋子議長)。12月1日には点灯式が行われ、鈴木恒夫藤沢市長も参加した。鈴木市長は「お互いを支えあう市民力、地域力の高さを見せてもらった」などとコメント。イルミネーションを担当した自然部会の伊藤義信さんは「六会駅を利用する人たちに癒しと元気を届けたい」と話した。
藤沢工科生作ロボットハンドベル活躍
クリスマスムードを演出するのは、藤沢工科高校の生徒が手がけた「ロボットハンドベル」。「あわてんぼうのサンタクロース」や「きよしこの夜」などのクリスマスソング計6曲を順に、ロボットが自動で演奏。美しい音色を響かせている。
製作は昨年に引き続き2回目。今年は、湘南台駅地下広場に加え、六会日大前駅での屋外にも設置された。「課題研究」を履修する生徒約10人が、人が演奏する音色に近づけるため、振る角度や内部のバネの微調整、配線作業など試行錯誤。約3カ月かけて完成させた。設置に携わった生徒会長の三宅洸輝くん(18)は、「地域の皆さんに少しでも楽しんでもらえたら」と話した。
演奏時間は午後4時30分から9時。12月25日まで。