もうひとつの横浜外人墓地でクリスマスの讃美歌をご一緒に!
保土ヶ谷の英連邦戦死者墓地には1900名近い英連邦の若者たちが眠っています。このことを知る人は地元横浜でもまだわずかです。
彼らは太平洋戦争で日本軍の捕虜になり、日本に連行され、国内各地での強制労働の末、適切な衣類、食料、医療を与えられないまま、故郷を想いつつ命尽きました。
泰緬鉄道で同様の捕虜体験をしたゴードン氏の手記「クワイ河収容所」にはチュンカイ収容所でのクリスマスが描かれています。3つの讃美歌を共に歌った喜びあい、わずかな食べ物や薬もまず互いに与えあったことが記されています。
私たちも1943年にチュンカイ収容所で歌われた讃美歌を日本語・英語で歌い、戦没捕虜の方々の境遇に思いをはせたいと願います。(楽譜、資料は用意しています)
そして顔を上げ、新型コロナ時代を収容所も地に足をつけて生きていくことを確かめあいましょう。