動画プロジェクトが現在進行中だ。
その名も「隣人に聞いてみたい23の質問」。「好きな歌を教えてください」という何気ないものから、「今の世界についてひとつだけ変えられるなら」というものまで、23の質問に、小学生や著名人など、年齢や職業の異なる様々な市民が答えるという企画だ。伏せられた質問カードから3枚を選び、カメラの前で即興で答えていく様子を撮影しており、現在70本超が公開されている。
「内容だけでなく、考える時間や表情も含めて、その人の魅力が詰まっている」と話すのは企画者の1人で、記者の中村早紀さん(長谷在住)。サウンドアーティストの瀬藤康嗣さん(材木座在住)、劇作家の石神夏希さん(同出身)と企画し、昨年6月下旬から取材を進めてきた。
インタビュー企画が現実に
3人は同じイベントに携わってきた縁があり、コロナ禍で活動が中止となった後も新たな企画を模索。「遠くに出かけなくなったことで、知りたくなったのが同じまちで暮らす人のこと」だった。以前から構想を練っていたインタビュー企画に、コロナ禍で話題となった本等から得たひらめきを合わせ、この企画ができあがったという。
目指せ100人
最低100人分を目指し、現在も撮影を続けている。「いつか動画を1つの作品にし、出演した隣人たちと見て、再会や初対面を祝い合う日を迎えたい。それがゴール」
動画は公式ホームページ【URL】https://23questions.jp/やYoutubeで視聴可。ジェイコムや鎌倉FMでも一部放送中。