中区にある横浜市寿町健康福祉交流センターで、昨年11月に行われた「寿町山車祭」。その報告展「山車のかわりに人がまわる」が、2月6日(土)から28日(日)((月)除く)まで、黄金町アートブックバザール(京急線日ノ出町駅徒歩3分)など5カ所を会場に行われる。観覧無料。午前11時から午後7時まで(正午から午後1時は休場)。
人形などをのせた山車を引くこの祭りは、コロナ禍で昨年は山車の展示のみに。そこで疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」などが山車の上に乗せられ、地域の人たちによってウロコなどの装飾が施された。そのほか寿地区の保育園など子どもたちが作成した絵も貼り付けられ、地域一体となった山車が完成した。
黄金町アートブックバザールからスタート
今回は昨年の山車祭で登場したアマビエや山車づくりの参考資料などが、点在した会場で展示される。黄金町アートブックバザールをスタート地点にガイドブックを受け取り、案内に沿って各所を回ることで制作の一連の流れが分かるような仕掛けだという。
黄金町アートバザール以外の会場では、展示会場の外から作品を見ることができるなど感染症対策も講じ、同イベントを主催する寿町山車まつり実行委員会の竹本真紀代表は「コロナ禍でも楽しみながら展示を回ってもらえたら」と話した。