- 横浜市磯子区岡村にある「行政書士髙田吉衛事務所」の髙田吉衛所長が主催する「相続や遺言の無料個別相談会」はこれまで40回以上の開催実績があります。毎回好評の相談会を取材しました。
2013年にスタートした相談会は磯子公会堂で2カ月に一度開催。次回は3月27日(土)、5月1日(土)。時間は午後1時30分~午後4時30分。
行政書士、司法書士、不動産取引業の書士などプロが丁寧に答えてくれる
相談会の特徴は、髙田所長はじめ、司法書士や不動産業者など、その道のプロが的確、親切に対応してくれる点。専門分野ごとに相談員を決めているのも特徴です。
契約の話は一切しない
もう一つの特徴は、相談会の中では「契約の話を一切しない」こと。まず、来場者がどのような悩み事を抱えているかをヒアリング。その悩みにプロの目線で解決方法をアドバイスします。相談会中に契約の話を一切しないのは「気軽に安心して相談してほしい」という思いから。
「初めて相談に来られた人の中には、『契約するまで帰してもらえないのかな』といった不安を持つ人もいます。この相談会は『気軽に、安心して相談してほしい』との思いから、契約の話は一切しません」と髙田所長は説明します。
さらに、その後の「営業電話」も行わない。「わたし自身がしつこく営業されては嫌だと思っています」。このような相談者に寄り添った思いや姿勢がさらに信頼を得て、口コミなどで広がり年々相談者が増えています。
相談しやすい環境も
相談会場はしっかりとした感染症対策を講じています。ソーシャルディスタンスを確保しながら入場人数を制限。相談員との間には衝立を用意し、飛沫防止対策も十分です。パーテーションもあり、プライバシーが確保されており、相談者同士、どのような話をしたかを聞かれない環境が用意されています。来場者からは「気兼ねなく相談できた」といった声も聞かれています。このような信頼力から「遺言・相続を依頼したい」という人が多いといいます。
遺言は愛する人への〝ラブレター〟
髙田所長が相続や遺言をメインに活動しているのは、過去の自身の経験から。「昔、家族間で相続争いを経験しました」。「皆さんにはこのような思いはしてほしくない」といいます。「遺言・相続は人生でそう多くありません。だからこそお役に立てた時は本当にうれしい」。遺言は愛する人への〝ラブレター〟。この言葉を胸に日々相談にのっています。