サイズ直しってどうやるの?
肩幅が合わない、丈の長さを変えたい…など、洋服で困ったら頼りになるのがお直し店。ですが、料金はいくら?流れは?と、イメージがつかず利用してない人もいるのでは?今回記者が横浜市青葉区桜台の老舗「リフォーム奥山(おくやん)」に、サイズが合わず困っていたワンピースのお直しをお願いしました!
いつも優しい奥山さん。縫製歴はなんと約60年!ご夫婦で長年、お店を続けています。
- 依頼したのは、結婚式出席のため通販で買ったワンピース。大き目サイズを買ってしまい、上半身がぶかぶかでした。
奥山さんに服を見せると、さっそく希望を聞いてくれました。こちらは試着スペースがあるので、実際に着て、どれくらい詰めると丁度良いかチェックしてくれます。
記者「ウエストと、袖がもう少し自然になれば…」
奥山さん「もう少し詰めてみましょうか」
印を付けたらその場で仮縫いし、もう一度着てチェック。
- これにはお客さんから「そこまでしてくれるなんて!」との声も。仮縫いはお客さんに時間があって必要な場合のみになりますが、仕上がりイメージができるので安心!
お値段は?
ズボンの裾上げと違い、裏地や作りも複雑そう…一体いくらに?と思っていましたが、
「『胴回り詰め』と『袖幅詰め』で5,000円になります」と奥山さん。
このお値段でやってもらえるのは、ありがたい!自分に合ったサイズにしてもらえるので、既製品でも気分はオーダーで仕立ててもらっている気分。
- 料金は裏地の有無、発生作業等により異なりますが、ご参考に。
- 納期は基本2~3週間ほどですが、10月~12月は繁忙期で1カ月以上かかることも。余裕をもってお願いするのがお勧め。
そしてお直し後がこちら
上半身がすっきりし、ちょうど良い感じに!身体に合った服だと全然印象も違います。着ていくのが楽しみになりました!
地域に根差して
お話を聞いている間も地域の方々が「ワイシャツの袖の幅がぶかぶかで」「ベルト通しを付けてほしい」とお店へ。洋服に困っている人にとって同店は心強い味方です。
体験後記
特に大切な服、高価な服は経験豊富な縫製職人である奥山さんにお願いしたいと、神奈川県外から来る人も。革は難しいものもありますが、他店で断られた服も可能な限り対応し「やっぱり挑戦しないと。困った時はお互い様」と笑顔でお話していました。