相模原市南区内の飲食店を応援しようと、区と商店会が協働で「全力応援!メシチケット」を作成し、2月22日から参加店舗で販売を始めた。これは1シート10枚つづりの食事券で、飲食店が独自の「ちょっと嬉しいサービス」をつけることが条件。緊急事態宣言中の売上と来店客の確保を目的としている。
このメシチケットは、区と区内商店会の協働事業。区が偽造防止のための印刷手法を用いて作成し、参加する飲食店に配布する。500円×10枚つづりのものと、店舗が独自に設定できるものの2パターンが用意されており、販売価格は参加店舗が自由に設定できる。
チケットは3月5日(金)まで参加店舗で販売。利用は販売店舗のみで期間は3月31日(水)まで。
クラウドファンディングなどネットを活用する支援手法もあるなか、あえて紙のチケットを採用した理由を区担当者は「直接購入によって、飲食店にはその日の収入が生まれる。お客さんにとっても、お店との絆を深めてもらう機会になれば」と話す。また飲食店が元気に営業することで、関連する小売業者などへの支援につながることも期待している。
キャンペーン併用可
2月28日(日)までに「auPAY」または「PayPay」でチケットを購入(決済)すると、相模原市が行っている「さがみはら39ポイントバックキャンペーン」が適用される。最大25%が還元されるもので、例えば5000円のチケットを購入した場合、1250円分のポイントが戻ってくる。
区では参加店舗の一覧を区HPで公開中。住所、連絡先、二次元コード決済の可否も掲載されている。2月19日時点では30店舗が参加している。同事業の問合せは、新型コロナ暮らし・経済支援ダイヤル【電話】042・851・3193へ。