用田の東海道新幹線沿いに整備されている「女坂花桃の道」で春の花々が見頃を迎えた。約250mに渡って植栽されている花桃や菜の花がピンク、白、黄の「三色競演」を演出しており、見物客を楽しませている。
「新幹線と花桃と菜の花」の競演も
ぽかぽかと春めいた陽気に恵まれた23日、緊急事態宣言解除後ということもあり、周辺には見物に訪れる人の姿がちらほら。近隣住民が散歩に訪れたり、新幹線との競演を収めようと愛好家がカメラを傾けたり。
同地区では20数年前に地元住民が街づくりの一環として花桃の植樹を始めた。現在は周辺を含めて約450本が植えられ、市北部の風物詩にもなっている。この日、横浜市から夫婦で足を運んだ牧正剛さん(70)と光子さん(同)は「数年前から毎年来ている大好きな場所。手入れも行き届いている」と話した。
女坂花桃の道までは長後駅・湘南台駅からバス綾瀬車庫行「女坂」下車3分。吉岡工業団地行「天沼」下車5分。