株式会社エイテック（都筑区北山田７の４の５の２０４・永井直司代表）はセンター北駅徒歩１分の場所に高級食パン専門店「誰にもあげない」を３月27日にオープンさせた。同店は入間、本厚木に次ぐ国内３店舗目。永井代表は「ショッピングモールなどが立ち並んだエリア、子どもからお年寄りまでみんなが楽しめるような場所にできれば」と話した。

　同社は通常、産業用の機械を作っている会社だが「誰にもあげない」を運営する株式会社ミタカロジスティクスから声をかけられ、グループ会社となり開業することを決めた。開業に際し永井代表は「コロナ禍においてテイクアウトの食パンで街を元気にしたい」と思いを込めた。

”誰にもあげたくないと思ってしまうほど、美味しい食パン”

　同店のコンセプトは”誰にもあげたくないと思ってしまうほど、美味しい食パン”。こだわりの食材を使用した「甘美なくちどけ」と「葡萄のごちそう」の２種を販売する。

　27日のグランドオープンに先立ち、26日に行われたプレス内覧会には、全国各地で人気ベーカリーショップを手掛け、同店の監修も務めたベーカリープロデューサーの岸本拓也さん（ジャパンベーカリーマーケティング株式会社代表）が登場。

　岸本さんがこれまでに手がけたベーカリーショップとして同店は全国で２８６店舗目、食パン専門店では２０２店舗目となった。本社を青葉区に構え、小さい頃緑区の鴨居に住んでいたことのある岸本さんは「おでかけと言えばセンター南・北。住みたいなと思っていた憧れの街」とセンター北の印象を話し「パンを食べると幸せになる。ここを拠点にパンを楽しむ文化を発信していきたい」と話した。

「ぜひ来てね」と岸本さん（左）と永井さん