相模原市は3月24日、相模原市公式観光ガイドブック「相模原の栞(しおり)」を発行した。市担当者は、「読者の興味や誰と行きたいかに合わせて、ぴったりの観光を楽しめる。魅力満点の相模原を楽しんでほしい」と話す。
冊子はA5サイズで44ページ。ラーメン店やたまご街道(南区麻溝台)といった相模原グルメをまとめる「美味しいものめぐり」や、キャンプ場やサイクリングを紹介する「アクティブに楽しもう」、リラックスしたい人向けに「きままに、ゆるっと」、親子での旅行に「家族で思い出を」の4テーマで構成し、観光スポットを紹介する。
巻頭特集では、中央区由野台に拠点をもつ宇宙航空研究開発機構(JAXA)を掲載し、「宇宙を感じられるまち」をPR。昨年12月に小惑星リュウグウのサンプルリターンを実現した「はやぶさ2」の津田雄一プロジェクトマネージャのインタビューを掲載した。
また、冊子には第14代市観光親善大使も登場。大使らは青根緑の休暇村青根キャンプ場(緑区青根)を訪れ、タープを張ってバーベキューを行うなどデイキャンプに挑戦し、その魅力を伝えている。同大使の鈴木朝登さんは、「この1冊で市内観光をまるごと楽しめる。ぜひ周遊してほしい」と呼び掛けた。
冊子は2万部発行。市役所やさがみはらアンテナショップsagamix、市主催イベントなどで配布される。
問い合わせは市観光・シティプロモーション課【電話】042・769・8236へ。